革の傷は天然素材の証です。
ダイアナで取り扱っている靴の多くは天然皮革を使用しています。
食肉用の牛や山羊などの革を利用した畜産副産物にはなりますが、飼育された動物であっても成長の段階で皮膚には傷など痕がついてしまいます。
皮革業界でいう「良い革」とは、自然な風合いがある革です。
言い換えれば、毛穴やトラ (大きな直線状のシワや帯状の色ムラ) 、血管が見える革ということになります。
ダイアナでは極力甲革には傷やシワが入らないよう革の部位を選んで裁断し靴にしています。
ただしロングブーツなど大きな革を裁断しなければならない場合、どうしても一部に小さな傷や小さなシワが入ってしまう時があります。
また傷やシワの部分を全く使用しないとすると、今までよりも沢山の革を捨てる事になってしまい、いくら畜産副産物の革といえども大切な資源を捨ててしまう事になります。
革本来の小さな傷やシワなどは、革の風合いの一部として楽しんでいただければ幸いです。
また天然皮革には良さも沢山ありますが、普段から気にして頂く点もあります。
水濡れや湿度の変化に気を付けていただく事はもちろん、日常のお手入れも靴を長くご愛用して頂ける事に繋がります。
長くご愛用頂く事はエコにつながりますので是非お試しください。
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